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初心者50代の資産運用! おすすめポートフォリオとは!?

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そもそも資産形成とは?
将来に向けてお金の準備をすることを資産形成とよびます。
この資産形成には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
「貯蓄」は文字どおりお金を貯めることで、
銀行や郵便局の預金などがこれです。

皆さんご存知のように、
自由に必要な時に引き出しできるお金です。
投資とは利益が出ることを見込んでお金を出すことで、
株式や投資信託などの金融商品を購入し、運用することです。
投資した資産を売って現金にかえるには手続きを踏む必要があり貯蓄より自由度が低くなります。

資産運用のポートフォリオとは
資産運用におけるポートフォリオとは、具体的に何を意味するのでしょうか。
ポートフォリオの概要や、アセットアロケーションとの違いを解説します。

金融資産の組み合わせのこと資産運用における『ポートフォリオ』とは、
複数の金融資産を組み合わせることです。
運用する金融商品をさまざまに組み合わせることを、
ポートフォリオを組む』といいます。

例えば、資産運用で株式・債券・不動産に取り組んでいる場合は、30%・30%・40%のような資産配分比率があるでしょう。より安定的な収益の獲得を目指し、資産配分の比率を考えるために作成されるのがポートフォリオです。分散投資が重要となる資産運用において、適切な資産配分を行うためのポートフォリオ作成は基本です。投資手法や金融商品ごとの特徴を捉えた上で、投資目的や運用期間などに合わせてポートフォリオを組む必要があります。
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注目すべき金融商品の種類
ポートフォリオを組む際は、金融商品ごとのリスクや収益性を知り、
目的に合わせてバランスよく配置することが大切です。

安全性の高い商品の種類としては、預貯金・保険・債券が挙げられます。
元本割れするリスクは低くなる半面、高い収益性は期待できません。

比較的収益性が高い商品には、
株式・投資信託不動産投資信託REIT)などがあります。
投資信託は数多くの商品を組み合わせて運用されるため、
リスクは商品によりさまざまです。

換金のしやすさを示す流動性も、ポートフォリオを組む際に重要といえます。
株式やREITは、比較的流動性が高い金融商品です。ア

セットアロケーションとはどう違う?
ポートフォリオと意味を混同しやすい言葉に、
アセットアロケーション』があります。
アセットアロケーションとは、資産配分の割合を大まかに決定することです。
資産運用における金融資産は、株式・債券・不動産・預貯金などに大きく分類できます。
ポートフォリオを作成する際は、
大まかに分けたアセットアロケーションで各資産の配分を決定した後に、
資産ごとの詳細な銘柄選択を行うのが基本です。

アセットアロケーションは、資産運用の目的や資産状況などに合わせて、
自分のリスク許容度を考慮しながら決めることが大切です。

ポートフォリオ作成のメリット
自分に合った分散投資が可能になる点や、
安定的な利益を出し続けられる点が、ポートフォリオを作成するメリットです。

それぞれについて詳しく解説します。
適切な分散投資を行える資産運用では分散投資を意識することが重要です。
しかし、特に何も考えずに複数の金融商品へ資金投入している状態は、
単に資金の投資先を分けているだけに過ぎません。

金融商品には数多くの種類があり、それぞれに適した投資目的や運用期間があります。
資金を分散する際は、金融商品ごとの特徴を理解した上で配分を考えることが大切です。
ポートフォリオを作成することで、ニーズに合わせて各金融商品に資金投下を行えます。
自分が設定した目標利回りや運用期間に合わせて、適切に分散投資できる点がメリットです。
安定して収益を上げられる全ての金融商品には少なからずリスクがあり、
リスクの大きさも商品によりさまざまです。

ポートフォリオを組んで投資する商品を分散すれば、
リスクも分散されるため、安定的な収益を上げられる可能性が高まります。

性質が異なる複数の銘柄を組み合わせることで、
一つの銘柄で大きな損失が出てもほかの銘柄で補うことが可能です。
市場全体を広く捉えられる点がメリットといえます。
ポートフォリオを組んで行われる代表的な資産運用方法が投資信託です
投資家から集めた資金をまとめ、場合によっては1,000を超える投資先を選んで運用されます。 

50代におすすめ!資産運用におけるポートフォリオの組み方
50代は、定年退職が近くなってきているので、
安定的な運用が求められます。
そのため、債券を中心としたポートフォリオを組むようにしましょう。
なお、まだ退職までは数年間はあるので、
株式投資などで多少はリスクのある金融資産へ投資することも必要です。
ただし、少しでもリスクを減らすために
為替による変動がない国内株式を海外株式より多い比率にするとよいでしょう。
50代におすすめするポートフォリオは次のとおりです。
国内株式:9%
国内債券:53%
海外株式:7%
海外債権:11%
国内REIT:11%
海外REIT:9%


50代は資産形成のラストスパート
世代預金だけでお金を増やすことは期待できなくなりました。
そのため、年収に比例して節税効果が高くなる最長20年間の非課税期間があり、
長期間利用できる。iDeCoやNISAをうまく利用して、老後資金を確保しましょう。
最後になりますが、
iDeCoは2022年5月から65歳まで加入できるようになる法改正が実施されます。
NISAも2024年から新制度が始まります。
こうした変更点も確認しながら制度を活用していきましょう。
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まとめ
いかがでしょうか?
本記事では初心者50代の資産運用でのおすすめポートフォリオについて
ご紹介しました(^^♪


是非あきらめず今の現状を確認し資産形成をしていきましょう!!