令和に必要な金融・投資知識ブログ

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2人暮らしの生活費の平均額とは!?

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「今月は食費が掛かりすぎて貯蓄額が少なかった...」
「少しでもお金を節約したいけど方法が多くてわからない」
「住居費の割合が高いけどみんなもこれくらい払っているの?」
など生活費にまつわる悩みが常に尽きない世帯は多いのではないでしょうか。

収入と支出のバランスを適正に整えるためには
「他の世帯が平均してどの程度生活費を使っているのか」
という点を知る必要があります。
そこで、今回、2人暮らし世帯での
1ヶ月で消費している生活費をまとめました。
また、空き時間を有効活用して節約できる「ポイ活」も合わせてご紹介しますので、
これから生活費を節約しようと考えている人は是非チェックしてください。

年代別の二人暮らしの生活費目安
生活費は、二人暮らしする年代によっても変動します。
以下は、年代別の月の生活費目安です。

なお、年代別の生活費は「総務省 家計調査年報2019年」を参考にしています。
10代 約220,000円
20代 約221,300円
30代 約288,100円
40代 約334,400円
年齢が上がると、収入にも余裕が出てくるため生活費がやや高くなります。

とくに、食事にかけるお金の比率が変わってくる傾向にありました。
10代や20代は食費が約6万円に対し、40代は約8万円と差が出ていました。
収入が少ないうちは、食費をできる限り節約する人が多いということがわかります。
 生活費の水準は収入によって変動する 生活費の水準は収入によって変動します。
お互いの収入合計が少ない二人暮らしほど、生活費が少ないです。
以下で、二人暮らしの合計手取りが
20万円の場合の生活費内訳を解説します。

合計手取りが20万円だと節約必須
二人の合計手取りが、月20万円だと節約必須です。
学生同士やフリーター同士で収入が少ないカップルの生活費例です。
家賃 約73,000円 食費 約50,000円
水道光熱費 約15,000円
スマホ・ネット代 約12,000円
娯楽・交際費 約30,000円
衣類・日用消耗品代 約8,000円
交通費 約5,000円 医療費 約5,000円
その他雑費 - 合計 約198,000円
貯金 できない
住む家は、家賃相場が安いエリアで、駅徒歩15分・築年数古めなどの「2DK」で無いと、
家賃7.3万円まで削れません。

まずは安さを重視して、
立地に設備などは二の次にした方が良いです。
食費は1日3食自炊必須で、
モヤシ・キャベツ・タマネギ・豆腐・ひき肉など、安くてかさ増しできる食材で料理しましょう。
スマホ格安SIMにする、水道光熱費はこまめに節約するなど、
無駄遣いをなくすことを徹底しなければいけません。 収入が上がるまでは、
デートも貯金も我慢が必要です。
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世帯別生活費の黄金比
多くのWebサイトを閲覧すると、
一般的な生活費の黄金比率の割合を導き出しているサイトが散見されます。
それらの数字を元に平均値を計算してみましたので、参考にしてみてください。
● 住居費 25~30%
水道光熱費 5%
● 食費 15%
● 日用品費 3%
● 貯蓄 20% 上記以外にも細かな費用として、
通信費や保険料・教育費や車の維持費、趣味に使う贅沢費などがかかります。
前月の支出項目をリストアップして
自分の中で一番理想の生活費の割合を計算しておくと、より現実的な家計を目指せます。
また、なかなか貯蓄額が増えずに悩んでいる方は「先取り貯金」がおすすめ

上記の割合の通り月の貯金額は収入の20%程が理想といわれていますね。
先取り貯金は最初に貯蓄予定の20%を貯蓄用の口座にうつして
無いものと考えて生活する方法です。
残りの80%に出費を抑えることができるので確実に貯蓄できます。 
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年収が上がったら、財布の紐がゆるんでいないかチェック!
年収が上がれば上がるほど、生活費の合計は少しずつ上がっていますね。
項目ごとに見ると一部下がっている部分もありますが、ほとんどが上がる傾向にあります。
やはり年収が増えると、安く済ませる方法を探さなくなるのかもしれません。

交通・通信費の項目を見てみると、
年収500~550万円の世帯より700~750万円の世帯の方が1万5000円ほど多くかかっています。

生活に余裕が出てきて、タクシーの利用が増えたり、
スマートフォンやインターネットのプランを吟味しなくなったのかもしれませんね
年収500~550万円の世帯では26万9529円だった生活費が、
700~750万円の世帯では32万1411円と5万1882円アップしています。

もちろん、家具や通信費にお金をかけたからこそ、仕事の効率が上がり、
年収が上がったという場合もあるでしょう。

ですが、収入が上がり、支出に無頓着になっている可能性も。
値段に見合った商品を買っているか、無駄に支払っているものはないかチェックしてみましょう。
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まとめ
いかがでしょうか?
本記事では気になる2人暮らしの生活費についてご紹介しました(^^♪
是非改めて自身の生活費を見直していきましょう!!