今更聞けない株って何? 特徴とメリット!!
株とはなにか?
かんたんに言うと、株とは企業がビジネス資金を集めるために発行する証書です。
企業がビジネスを成長させるためには、新商品を開発したり、
新たにオフィスや工場などの施設設備を買ったりする元手となる資金が必要です。
この資金を投資家の方から募って、
ビジネスが大きく成長したあかつきには利益を還元しますよ、というのが株の基本的な役割です。
企業がビジネス資金を集めるには、銀行からお金を借りる方法もありますが、
ビジネスが上手くいっていようがいまいが、期限内に返済しなければなりません。
これに対して、株で集めたお金は返済の義務がないので、
企業側からすると長期的な視点で安定した経営ができるというメリットがあります。
株を買うことのメリットとは?
株を買った人は、その企業の経営権や利益を受け取る権利が得られます。
つまり、株を買うことは、
企業への出資と引き換えにその企業のオーナーになるということです。
オーナーになるということはつまり、
その企業の成長に応じた利益が得られるということです。
お金を貸すことでいただく利子より、大きい利益だって見込めます。
これが株を買う側のメリットです。
株主とは
たとえば、新しく会社を作るのに1000万円必要とします。
そのためには、出資してくれる人を探す必要があります
(資金が豊富にあり、出資者を必要としない場合は全額自分が用意すれば出資者を探す必要はありません)。
出資者Aさん:儲かりそう
Bさん:応援したい
Cさん:付き合いで仮に、1株1万円で1000株発行するとします。
すべて売却できれば1000万円を用意できます
(これは、1株10万円で100株発行でも同じく1000万円を用意できます)。
この発行した株を何株買ってくれますか?
と、新たに作った会社に興味を持った人たちに持ち掛けます。株主(オーナー)
Aさん:500株
Bさん:200株
Cさん:300株
株を保有した人達が会社の株主(オーナー)になります。
株をたくさん持っている人の方が発言権が強くなります。
ちなみに、一番株を保有している人のことを「筆頭株主」といいます。
今回の場合ですと、株式の半分の500株を保有しているAさんが筆頭株主になります。
2.経営者とは経営者とは、会社を経営する人のことです。
経営者は会社の株主(オーナー)が決めることができます。小さな町工場などでは、オーナーが経営者をやっていることが一般的ですが、優秀な人材を見つけてきて会社を任せることも可能です。
経営者のことを「取締役」といいます。
取締役は1人の場合もありますが、複数人でも構いません。
取締役の代表のことを「代表取締役=社長」といいます。
大企業の場合、オーナーと社長が別な人が多いです。
それでは、社長と代表取締役の違いはなんなんでしょうか?
実は、社長とは会社内の呼び名で、正式な名称ではありません。
「代表取締役」というのが正しいのですが、多くの人はあまり気にしません。
先述しましたが、中小企業の場合、出資者を募らず社長が最初のお金を用意するのが一般的です。
ですので、オーナーでもありますし株主でもあるわけです。
いわゆる「オーナー社長」というものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では改めて株とは何かご紹介しました(^^♪
是非自身の経済基盤を作るためにも学んでいきましょう!!