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公認会計士の年収と取得メリットとやりがいとは!?

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国家3大資格の一つと言われている公認会計士
キャリアの選択肢が多様化している現代において、
公認会計士が活躍できる場所は増えており、
正社員だけではなくフリーランスとして活動している人もいます。

今回は、公認会計士の仕事や、
メリット、デメリット、についてご紹介します。
公認会計士の資格を活かしてキャリアを積みたい方は参考にしてみてください。

公認会計士とは、どんな資格?
公認会計士とは、企業の監査と会計を専門に手がける国家資格です。
日本では、
証券取引所に株式を上場している企業や資本金が5億円以上の大企業は、
法律にのっとった経営をしているかどうかをチェックするための
「監査」を受けることが義務付けられています。

企業経営者が株主に経営状況を報告する資料(財務諸表)の信頼性を確保するには、
公認会計士が公正な第三者の立場として、
企業の経営状態をチェックすることが欠かせません。

公認会計士が機能することで、
決算書にウソの数字を書く「粉飾決算(ふんしょくけっさん)」を防ぎ、
企業の株式の暴落や株主の不利益を未然に防止します。
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公認会計士は独学で合格が不可能ではないが難易度は高い
会計や監査のプロである公認会計士は専門性が高い仕事内容のため、
国家試験に出題される問題の難易度は高い傾向があります。

お金に関するあらゆる専門知識が必要なため、
理解するには幅広い知識が必要です。
公認会計士は独学で合格するのは決して不可能ではありません。

少しずつ理解を進めて試験対策に取り組めば、合格基準点に届く人もいます。
ただ、合格率は約10〜11%台が続いており、国家試験の中では比較的低い数字です。
不可能ではないものの、
初心者の場合は試験対策にかなりの時間がかかることが必須条件になります。
国家資格の公認会計士は、
難易度が高いことを頭に入れながらしっかりと試験対策に向き合いましょう。

公認会計士の平均年収
公認会計士になると、
一般企業に勤めるビジネスマンより収入は高い傾向にあります。
これは、公認会計士の仕事の性質上、
専門性が高いためとされています。

様々な職業の年収を紹介している
「平均年収.JP」によると、2015年の公認会計士の平均年収は『926万円』(『http://heikinnenshu.jp/shi/kaikeishi.html』)です。

一方、民間企業の年収を紹介している
「給料.com」によれば、2015年の大手企業224社の平均年収は『780万円』(『https://kyuuryou.com/w227-2015.html』)というデータを発表しています。
これらのデータからも分かるように、公認会計士は年収が高い傾向にあると言えるでしょう。

公認会計士の勉強時間は4,000時間
国家資格の公認会計士は、
一次試験と二次試験に合格するために平均4,000時間の勉強が必要です。
公認会計士には法律や税金に関する幅広い知識が求められるため、
試験の範囲や暗記量が多いことが理由にあげられます。
ただ、勉強時間はあくまでも目安です。
人によって4,000時間よりも短かったり長かったりします。
公認会計士の関連資格を持っている人や大学で経済関連の勉強をしていた人は、
比較的スムーズに勉強を進められるはずです。
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メリット
高収入
試験合格者1年目でも、
監査法人に入ると年収500万円を超えます。
1年目から非常に高い給与水準で仕事をできることは、
公認会計士の最大の魅力のひとつでしょう。

キャリアを積めば積むほど年収もどんどん上がっていくので、
公認会計士の年収は1000万円を超えることも珍しくありません。
また、監査法人では残業した分、
残業代を支払う雰囲気が作られています。

残業代がしっかりと支払われていることも、
高収入の要因となっているのでしょう。


長期休暇
公認会計士試験に合格したあとは、
ほとんどの人が監査法人に就職します。
監査法人では、
忙しい時期と比較的余裕がある時期がはっきりと分かれているため長期休暇が取りやすいです。
8月などの決算がない時期は
公認会計士の仕事は閑散期とされているので、
長期の旅行や帰省などをする人も多いです。

幅広いキャリアプラン
代表的な仕事である監査業務の他にも、
公認会計士にはさまざまな働き方があります。
多くの企業の内情などを見ており、
事業活動にかかわる仕組みやリスクマネジメントにも精通している公認会計士は、
経営コンサルタントとしても活躍することができます。

また、公認会計士の試験に合格すると税理士として、
税務業務を行うことができます。
このように、公認会計士になると監査業務やコンサルティング
税務業務など幅広い業務ができるようになるので、キャリア選択の幅が広がっていきます。

デメリット
AIに仕事を奪われる?
公認会計士は将来なくなる職業である」とよく言われています。
たしかに、公認会計士が行う業務の中には単純作業もあり、
AIができることも多いです。
膨大なデータの収集や分析、照合などの作業に関しては、
AIの登場によってなくなるということができるでしょう。
しかし、公認会計士が行う監査とはコミュニケーションや深い考察が必要なため、
AIには難しいのです。
公認会計士の仕事は、将来も人間が行っていくべき仕事だということができます。

公認会計士のやりがい
専門性の高さゆえに責任も重たくなりますが、
公認会計士が扱う業務は
社会的影響力が大きいのでやりがいのある仕事といえるでしょう。

企業内会計士の場合は、
企業の売上・利益るということは成果が会社の売上・利益などにも結びついたり、
一般企業に勤務をする場合、
公認会計士資格を持っている方は少ないので管理職等のポストに就くことも多く、
周りから頼られる存在になるのでよりやりがいを感じながら仕事をすることができるでしょう。

また、監査を違って
会社が大きく成長すればあなた自身の報酬を増やすことができるかもしれませんが、
逆に事業が失敗したり企業が思うように成長しなければ
報酬も減ることになる事もあるかもしれません。

リスクはあるもののやりがいは
監査業務よりも大きいといえますし、最近はこのような企業内会計士も増えています。

大企業を中心として監査を通して世の中の経済に貢献をするのか?
中小企業やこれから上場する会社の
コンサル・税務業務として企業のアドバイスをして企業成長に貢献をするのか?
それとも企業内会計士として企業の中に入って企業とともに歩んでいくのか?
あなたはどのような業務をしてやりがいを感じてみたいですか?

まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では公認会計士の年収と取得メリットとやりがいについてご紹介しました(^^♪
zz衣斐取得資格の候補にいかがでしょうか?